愛犬の歯がボロボロにならないようにしっかり歯磨きしましょう!
歯周病になると犬の歯がボロボロになる!?
歯周病は歯茎に残った食べカス(歯垢)が原因で細菌が繁殖し、歯茎に悪さをすると言われています。
歯垢は2〜3日ほど経過すると歯石に変化し、取り除くのが容易ではなくなります。
歯石になってしまうと取り除けない=歯石で覆われた細菌が活発化し炎症が進行していき、歯茎の炎症が進行し、歯がボロボロになってしまいます。
これが歯周病の原因となります。
歯周病の症状をあげていきましょう。
•歯茎の炎症(赤くなります)
•歯茎の出血
•口臭
•歯のグラつき
•歯茎の後退
•ヨダレが多くなる(口から垂れる)
•食事のペースが遅くなる
歯周病が進行して骨が溶けることで歯を失うだけでなく顎の骨折に繋がったり、皮膚まで溶けて穴が開いてしまうことがあります。
また犬は上顎のすぐ近くに鼻腔があり歯周病が進行すると鼻腔炎に繋がるなど深刻な病気、症状につながってしまいます。
歯周病治療には全身麻酔が必要となり、犬の体にとても大きな負担がかかります。
愛犬の歯をボロボロにしないためには・・・
愛犬が末永く健康に暮らすためには、歯磨きが大切です。
愛犬の口を開けて奥歯の裏までよく見てみましょう。
歯が黄ばんだり、茶色くなったりしていませんか?
歯茎が赤かったり、口が臭かったりしませんか?
実はこれ、歯周病になるサインなのです。
実は日本で3歳以上の成犬の約8割が、歯周病もしくは歯周病予備軍と言われています。
歯周病を放置してしまうと、歯が抜け落ちたり、歯周病菌が血管に侵入して、心臓や腎臓などに疾患を引き起こしたりする場合もありますし、頬から膿がとび出たり、顎の骨が折れることもあります。
こんな恐ろしいことになってしまう前に、毎日の歯磨きを行って事前に病気のリスクを減らしましょう。
愛犬の歯を守っていつまでも元気でいてもらいたいですね!